こちらは現地時間2021年8月19日にドイツ・レーゲンスブルグで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

最先端のドライブ技術と電動化ソリューションを提供する国際的なサプライヤーであるヴィテスコ・テクノロジーズは、 電気自動車の分野で電動ドライブシステムの専門性を発揮してきました。 同社が持つ広範なエレクトロニクスの専門知識は、 現在、 大型トラックやオフハイウェイ・アプリケーション用の水素を燃料とする燃料電池システムにも活用されています。 ヴィテスコ・テクノロジーズは、 ドイツの燃料電池メーカー向けに、 燃料電池システムの中央制御ユニットとなる新しい燃料電池制御ユニット（FCCU）を開発しています。 このFCCUは2020年代後半に量産開始の予定です。

ヴィテスコ・テクノロジーズが新しい燃料電池制御ユニットを受注した決定的な要因は、 開発力だけでなく生産の経験にあったと、 CEOのアンドレアス・ウォルフ(Andreas Wolf)は述べています。 「このダイナミックな市場環境で成功するための必須条件であるFCCUを開発した敏捷性と柔軟性は、 ヴィテスコ・テクノロジーズが数十年にわたって蓄積した工業化に関する包括的な専門知識と結びついています。 だからこそ、 開発時と同じスピードと品質で量産化を実現することができるのです。 」と話しました。